10月26日(土)、大島の宮窪漁港広場にて「第2回しまなみマルシェ in 大島」が開催されました。
最初は曇り空でしたが、次第に気持ちのいい秋晴れに。
甲冑をまとった村上水軍博物館の高橋館長が晴れ男なのかも?
今回は、しまなみの“おいしいもの”“いいもの”が集まり、みんなで楽しんだマルシェの様子をご紹介します!
お笑いコンビ「あつかん DRAGON」が来場!
新進気鋭のお笑いコンビ「あつかん DRAGON」のお笑いライブからスタート。
テンポのいいトークに、会場は大爆笑!
ステージを飛び出してブースの様子もレポートし、1日を盛り上げてくれました。
大人気! しまなみ名物「はも団子汁」
マルシェのなかでも特に人気を集めたのが、宮窪町漁業協同組合の「はも団子汁」。
限定100食が11時と14時に無料配布されましたが、長蛇の列!
伯方島からいらっしゃった仲良しファミリー。「一番に並んじゃいました。とってもおいしそう♪」
はものいいダシが出て、麦味噌仕立てのやさしい味わい。
よく骨切りされたはも団子はふわっとした食感で、小さなお子さんもパクパク食べていました。
しまなみの魅力がいっぱいのマルシェ
しまなみマルシェのテーマは「時をツナグ、人をツナグ、心をツナグ」。
あちこちで出店者とお客さんの会話の花が咲き、1日中大賑わいでした。
グルメや雑貨、手づくり体験など、バラエティ豊かなブースの一部をご紹介します。
オリジナルスパイスのチキンカレーなどを販売していた「大三島みんなの家」。
小さな子どもも辛いものが苦手な大人もおいしく食べられる、マイルドな風味でした。
「今年から、大三島のぶどうを使ってワインの醸造も始めました。ぜひ飲みに来てください♪」との耳寄り情報も!
ワインとくれば、ビールも飲みたくなりますよね…。
「大三島ブリュワリー」では、3種の地ビールとおつまみにぴったりな豚トロベーコンを販売。
ドライバー向けに、持ち帰り用のペットボトルも準備していましたが、「大三島に滞在して、ゆっくり味わって飲むのが一番おいしいですよ」とのこと。
こちらは「楽農研究所」のレモネード。
無農薬状態の特別な時期に収穫したしまなみのレモンを使い、甘酸っぱく、後味もすっきりとした味わいでした。
受け取ったときはカップの上方にレモン果汁、下方にシロップと層になっており、最初にレモンのピュアな酸っぱさを、徐々にシロップと混ぜて好みの甘さに仕上げていくのが、一番おいしい飲み方だそう。
そのとおりに飲んでみると、一杯でいろんなおいしさを楽しめました…。
ステキな雑貨もズラリ!
「Jishac(ジシャク)」では、「島シシレザー」の小物を販売。
近年、島民たちを悩ませている大三島・伯方島のイノシシを捕獲し、命を大切にする一環として皮を有効活用した“イノシシ革”を、手縫いでさまざまな商品を製作しています。
牛革とはひと味違う、弾力がありながら柔らかな手触り。
イノシシ革の毛穴は牛革より大きいので、通気性は抜群だそう。
新しいオシャレのムーブメントが到来するかもしれませんね。
しまなみならではの「サザエめし」など、海の幸を使ったお惣菜もいろいろ。
キッチンカーも駆けつけてくれました。
体験ブースも大賑わい!
ハーバリウムやリース、アクセサリーなど、手づくり体験のブースも賑わっていました。
なかでも子どもたちに人気だったのは、「JAF交通安全体験」。
時速5kmの衝突体験ができるのですが…時速5kmとは、スロージョギング程度の速さなのに、その衝撃は大変大きなもの。
体験した皆さん、驚きの表情が隠せません。くれぐれも安全運転を心がけましょう。
「BMX(競技自転車)体験」では、華麗な技を披露する子どもたちの姿も。
勇壮な「能島水軍大鼓」の演奏
能島水軍の伝統を受け継ぐ能島水軍太鼓保存会が登場。
1人で両脇に置いた2つの太鼓を演奏するなど、勇ましくダイナミックな演奏に、会場の目線はクギツケでした!
王座は誰の手に!? 「◯×クイズ」
豪華景品を賭けて、「しまなみ王決定戦◯×クイズ」「村上海賊王決定戦◯×クイズ」が行われました。
「しまなみで最初にできたのは大三島橋?」「来島海峡大橋は世界初の四連橋?」など、しまなみ海道にちなんだ問題は、なかなか難しくて脱落者も多数…。
子どもたちのがんばりが光り、景品のBMXなどが贈られました。
さすがしまなみの子どもたち、地元のことをよく勉強されていて感心です!!
フィナーレも「じゃんけん大会」で大盛り上がり!
しまなみマルシェは「じゃんけん大会」で締めくくり。
ステージ上の高橋館長らとじゃんけんをして勝ち進むと、各ブースから提供していただいた豪華景品が贈られるというもの。
日は暮れかけていたものの、大勢のお客さんが参加して、最後までお祭りのような賑わい。
しまなみのいいものに囲まれ、楽しい秋の1日を過ごせました。