日本遺産「村上海賊」の足跡をたどる学びの旅
「日本遺産」は、文化庁が選定する、日本の歴史や文化を象徴する地域の特色を活かした観光資源です。
日本遺産「村上海賊」の歴史と文化が息づく「しまなみ海道」を訪れ、
その足跡をたどる旅を通じて、彼らの知恵や工夫、持続可能な生活のヒントを学んでみませんか。
この旅が、皆さん自身の未来を豊かにする力となることを願っています。
ここで得た知識と経験が、将来の社会をより良くするための一助となることを心から期待しています。
「しまなみ海道」で特別な学びの旅を楽しみ、充実した時間をお過ごしください！
村上海賊は、今からおよそ450 ～ 500 年前に、瀬戸内海を中心に活動していた海賊たちのことです。海賊と聞くと、ちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、彼らはただ略奪をするだけの存在ではありませんでした。今治市・尾道市の関係団体が協力し平成28 年に「日本最大の海賊の本拠地：芸予諸島－よみがえる村上海賊の記憶」として日本遺産認定を受けました。
日本最大級の海賊
村上海賊の暮らし
村上海賊が築いた海城群、郷土料理、彼らが崇めた寺社、そして伝統を受け継ぐ海の文化は、現在も芸予諸島に色濃く息づいています。
日本遺産に認定された村上海賊の多様な文化や歴史を深く知ることは、現代社会の課題を解決するヒントが見つかるかもしれません。
また、東アジア海域における過去の国際交流や対立の歴史を通じて、平和や協力の大切さについて考えるきっかけになるでしょう。
“日本最大の海賊”の本拠地
潮流操る海賊の島
村上海賊の本拠地である「芸予諸島」には、彼らが活動拠点として築いた海城群など、海賊たちの記憶が色濃く残っています。尾道と今治を結ぶ芸予諸島を巡れば、急流が渦巻く地形を活かして中世の瀬戸内海航路を支配した村上海賊の暮らしや活動を体感できます。この遺産を保存・活用することで、地域経済の活性化や文化的理解を深めるとともに、自然環境と海洋資源を活かした持続可能な人間活動の重要性を学ぶことができます。
日本遺産『村上海賊』の足跡を巡る
愛媛県今治市（海事都市）の未来と村上海賊の歴史
今治市は、日本最大の海事都市としてゼロ・エミッション船の開発を進め、環境に優しい未来の海運業を牽引しています。日本遺産にもなっている村上海賊の歴史と共に、伝統と革新が融合する魅力的な都市です。
【日本遺産】村上海賊ゆかりの地 紹介（因島編）
戦国時代、芸予諸島を中心に活躍した海賊「村上海賊」。村上海賊は、能島・来島・因島を拠点とした三家からなり、時には相互に協力し、瀬戸内海ほぼ全域を支配したといわれる。因島村上家とゆかりのある場所を２か所ほどご紹介。
日本遺産・能島城跡の最新情報！歴史と魅力を解説
1588年の海賊取締令以降、無人島となった能島城跡は、続日本100名城にも選ばれています。瀬戸内海の覇者・能島村上家の伝承を今に伝える歴史的な海城です。
「村上海賊の地～海軍兵法」波止浜～小島 学び旅
小さな島の貴重な戦時遺産「小島砲台」小島は今治市波止浜より海上500メートルに位置する周囲3㌔の小さな島、定期船で往復し100年以上も昔の戦時建造物を巡ってみます。
白滝山・地蔵鼻恋物語のパワースポットを訪ねる
白滝山山頂の「恋し岩」観音堂は、遠距離恋愛のパワースポットとして知られています。また、美可崎城跡の突端にある「地蔵鼻」は、女性の願いを叶える場所として有名です。この二つの場所には地元伝説が受け継がれており、不思議な景勝地を訪れてその魅力を感じてみましょう。
尾道と北前船～因島循環型HAKKO企業の誕生～
商人の町尾道には、北前船や遠隔地との交易船により、穀物や干鰯、昆布、陶磁器などの生活雑貨をはじめ、その他の様々な商品が運ばれてきました。一方で、全国に運ばれた名産品としては、石細工、鉄碇、編笠、刺帆、酢・醤油、柿渋、酒、塩、畳表などがあります。今回は、尾道の酒蔵から世界的な発酵食品に発展した企業も紹介します。
しまなみ海道教育旅行
ツアーガイドブック
歴史を学ぶことは、現代の複雑な社会を生き抜く力を養う上で非常に重要です。村上海賊の歴史には、地域や自然、人々との共生が刻まれており、現代の私たちの生活にも役立つ多くのヒントが隠されています。日本遺産を活用した「しまなみ海道」教育旅行ツアーガイドブックを通じて、持続可能な未来について考えるきっかけや、現代社会の課題を解決するヒントを見つけていただければ幸いです。ぜひ、楽しみながら学ぶ時間をぜひお過ごしください！
